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【もりハグ!勉強会(2025年3月15日開催)レポート その5】特定非営利活動法人森と木の研究所
特別非営利活動法人森と木の研究所さんの活動は幅広く、様々な活動をされていると思うのですが、バックグラウンドとしては、本日の講師、津布久さんと似たようなバックグラウンドだったと記憶してますが、いかがでしょうか。

特別非営利活動法人森と木の研究所 大坪です。
様々な活動をしていますが、今我々は常緑広葉樹林の過熟林を皆伐してその跡地に植林をする「千本桜の森整備」というプロジェクトをやっております。
ここの場所は運送会社の持っている森林で常緑広葉樹と萌芽と植樹との混交林です。
ここを桜と常緑広葉樹の森にしたいと思っています。植樹する桜の苗につきましても、我々森と木の研究所が県内のヤマザクラの種から育成したものを無償で提供して植えるという形をとっています。

ここの写真を見てもらうと分かるように間に桜の幼木ですので、間に植えるというのは無理なので、このように常緑広葉樹を伐採した後に植えています。


こちらはおじいさんとお孫さんが一緒に植えている写真です。こんな形でその運送会社の社員のお孫さんたちも参加して里山づくりというのをやっております。
我々メンバーの平均年齢は平均70歳、後期高齢者のものがほとんどでございまして。この桜の苗木を作るにあたりましても「花咲じじいプロジェクト」ということで。じじいが作ってそれをみんなに無料で配布するというようなことをやっております。
「講師の津布久さんに伺いたいのですが、鹿児島の場合は落葉広葉樹ではなくて常緑広葉樹なんですね。天然にあるものをとって枝物を販売するというようなことはなかなか難しい状況なのですが、
常緑広葉樹の場合だとどういうものが売れるのか、その辺のところをお聞きしたいです。」
サカキやシキミは生えていますか?
植樹をしてからですとおそらく五年ぐらいはかかるのですけど、五年ぐらい経ったものは枝が取れるようになります。その中から良いものだけをとり、括りを綺麗にして出品すると商品価値が上がります。ぜひチャレンジしてみてください