もりハグ!広場

「生き物の冬の過ごし方」ナシオン創造の森育成会
【冬のたからさがし】ナシオン創造の森育成会 中尾利子さんからの投稿です
ナシオン創造の森育成会が管理する森では、地元小学3年生が四季を通して森の変化を体験しています。今回は2月5日(水)が最後で「生き物の冬の過ごし方」がテーマです。
辺りを見渡しても虫はいません。何処にいるのだろうと土を掘り、石の下、樹皮の間、朽木の中を一生懸命に探し「いた!!いたで~!!」と見つけていました。






右の葉は教室に置いて色は変わるが形に変化はない
見つけた虫を観察した後は5月に採集した葉をネットに入れて学校の教室と森の土に埋めて置いたのを比較しました。教室は色が変わっただけで形は変わらない。土に埋めたのはボロボロになっている。ボロボロになったのは皆が見つけた虫が食べ、もっと小さな菌類によって森の栄養となり、葉を茂らせ、木の実がなり生き物は森で暮らすことができる。森には無駄なものが無いことを伝えました。
この活動は緑の少年団としての活動で、最後の体験学習であることから
児童全員に緑の少年団の「修了証」を渡しました。
修了証の内容:あなた方は 緑の少年団として ナシオン創造の森で4回の活動を通して1年間の森の移り変わりを知り 自然のすばらしさを学びました
これからも 森や生き物を大切にしていきましょう