もりハグ!広場
『トークセッション『森が育む未来』+みどりうむアクションのご紹介』その3
キックオフイベント・参加者さんたちのトークセッション
企業との協働をいくつかやっていますが、活動の形態がそれぞれ違うので、協働でやろうとしてもなかなか進まないのです。お互い希望の日程が合わないことで協働が難しい時があります。
エネオスさんのリアルの活動を教えていただきたい。また中西先生には企業と協働するためのコツなどがあればお伺いしたいです。
今はまだ協働したことがありませんが、当社の社員が参加して活動したいというのではなく、我々が協力して一般の方に来ていただきたいというかたちを考えています。日程などは活動団体さんとの相談になると考えています。今われわれは緑について中西さんはじめ専門家のお話を伺ったりと勉強中です。
活動団体さんとは、その活動計画を元にみどりうむアクションとして、こういうことを追加でやってみたいとか、こういうかたちではできませんかというように相談ベースでの協議の開始となるのかと考えています。
われわれのHPを見ていただいて連絡をいただくなどが多いです。
フィールドを紹介したり整備の仕方を話をしたり、人数や希望の日程を伺い調整して実現しています企業からは「家族で参加したい」というご要望があり、休日の開催がほとんどです。
場所の下見をしていただき、決めていただいてから始めています、各フィールドにグリーンセイバーのみなさんが定期的に活動されているので一緒に手伝ってもらっています。
日程の調整は大変ですが、そこさえクリアすればなんとかできています。
継続的に協力体制ができないかということを模索しているのですが、まずは単発的に調整できるところでやっていくという形で進めていくしかないかという気がしました。
感想を述べます。森林の専門として大学で実習、講義をしています。
別の学部、全額の講義や実習において普段は森に接することがない子たちとつきあうこともあります。お世辞が入っているかもしれないのですが、気づいたこともないことに直に触れることができてうれしかったという感想を持つ学生が多い、日常的にできていない学生が森に触れるなかで様々なことに気が付く。私の実習講義が自然や生物に気が付くことのきっかけづくりになっているのであればうれしいなと思っています。
エネオスさんに確認したい、「みどりうむアクション」というのは「もりハグ!」のように情報を集めて発信するという活動になるのでしょうか。
また、もう一点は、子どもたちは自然を知らないとお話されていましたが、私たちの活動の中で感じるのは、子どもたちだけでなくその保護者もよく知らないのです。
できるだけ、保護者も里山に呼び込んで活動しています。
みどりうむアクションのウェブサイトは自然だったり環境に少しでも興味のある人が集うサイトになっています。一般の方たちも参加できるところがもりハグ!ウェブサイトとの違いです。
まずは情報量を充実させたいと考えています。ぜひみなさま方の活動や日々のユーザーとしての情報発信など、皆さんの活動を掲載したいと考えています。
私たちも15年ほど森の活動をしていいます。当時大学生が関わってくれていたのですが、今はこの子たちが親となり、子どもを連れてやってきてくれます。森にはぐくまれた若い世代が親世代になり子育てで悩んでいる様子を耳にしたりしています。彼らのアクションというのが15~30年のサイクルで生まれて、新たに始まるといいなというように思いました。
もりハグ!もイベント開催などの情報を投稿していただいたり、ワードで原稿を送っていたらこちらでやりますとお伝えしています。
これからはもりハグ!にいたたいだ情報をそのままみどりうむアクションにも展開していきたいと思っています。
ご参加してくださった皆様ありがとうございました!