登録団体の皆様に昨年度ご協力をお願いしました、山形大学の中家さんの卒業論文について、完成のご報告とお礼のご挨拶を頂きましたので、ここで共有させていただきます。
事務局としましても、今回のように若い方が、登録団体様方のような緑を守り、育み、活用し、地域に貢献していらっしゃる活動と関わることは、これからの緑地の在り方のためにも大変重要な項目となると考えておりますので、引き続き、このような機会があれば、皆様のご協力を賜りたいと思っております。また、若い方々との交流の機会も作れると良いかもしれませんね。
どうぞよろしくお願いいたします。

アンケート調査ご協力への御礼　　　

山形大学農学部4年　中家　静　
（現　山形大学大学院農学研究科修士1年)

　この度はアンケート調査にご協力をいただき、誠にありがとうございました。皆様から迅速なご対応と丁寧なご回答をいただき、卒業論文を無事完成させることが出来ました。

　卒業論文の概要を述べます。情報発信・共有サイト『もりハグ！』を活用している団体はその効果を感じたり団体の活動に変化を感じ始めているようです。利用している団体からは「他団体の活動はヒントや刺激を与えてくれる」といった感想も多く、サイトへの高い期待度を感じることが出来ました。その一方、サイト利用が一度もない団体が回答数の３割以上も存在していることが大きな課題として挙げられます。情報収集にweb媒体を主に活用する団体が３割程度にとどまること、開設後わずか数ヶ月であったアンケート調査時にはサイトの活用イメージが十分には湧かなかったこと等がその要因である可能性が示唆されました。サイト未利用の団体が利用したくなる、また既に利用している団体の利用回数が増加するような工夫がサイト『もりハグ！』には必要であることが考えられました。

　森林ボランティア活動を長く継続されている皆様からお話を伺い、それぞれの活動や運営の実態、悩みなどを知ることで、私が今まで持ち得なかった新たな視点を得ることができ、大変勉強になりました。もりハグ！の効果がさらに浸透し、各団体による連携・協働が活発化することで、全国の森林や身近な環境がますます充実した素敵なものになっていくことを楽しみにしています。

　これからも皆様がお怪我などなく楽しく活動を続けていけるよう祈念しております。この度は誠にありがとうございました。