①復活の森事業（手つかずで荒廃した森を次世代へ引き継ぐことのできるように森林保全整備活動を行う）
②復活の薪事業（①で出された低質間伐材を活用し、地域内での消費循環を促進するために「薪のある暮らし」を提案）
③人材育成事業（林業学校：副業的自伐林家の育成と技術向上、森林教室：身近な森林を活用する人材育成）
④内外交流事業（震災風化防止として語り部と薪割りを通してこの地に思いを寄せる町外の人、誇りに思う町内の人を増やす活動）

今、私たちが見ている森は先人たちが汗を流して植えた木々です。私たちは今世でそれを使い切るのではなく、次代へ贈る森にしていく「恩送り」の活動をしています。
自分一人ができることはとても小さなことです。この思いや活動を広め、理解者を増やし、地域に根付かせていくことを大事にしています。

2021年で9回目となった当法人主催「薪まつり」の一角に設けた薪わり体験コーナーの様子です。
森林教室に参加した子どもたちが楽しそうに誇らしげに斧を振り下ろす姿、互いに教えあっている姿、なかなか割れない丸太をおじいさんやお父さんが一振りで割る姿が見られました。昔は日常だった薪わりが、今では貴重な体験となり、自分の力のみで割れたという満足感、非常時にエネルギーとなる薪を作り出し社会の役に立てているという達成感、多世代交流のきっかけにもなっている場となっていることが実感できました。

活動資金確保と後継者の育成が課題です。

海が一望できる作業場で薪わりボランティアをしませんか
社会貢献活動の一環として、企業や団体の受入れも可能です