世界文化遺産富岡製糸場の南約３Kmの位置にある「紅葉山」の標高は２４７ｍで関東平野の最西端にあり、遠く平野部から上毛三山はじめ多くの山々が見渡せる山となっている。
紅葉山は甘楽町の公園として住民の憩いの場となっているが、善友会は地域住民の有志が集まり、昭和４１年に発足以来、紅葉山の自然や景観を保全するため草刈りや環境整備事業に継続して取り組んで、今年で５５年となる。この間、地域住民で組織する会のメンバーは当初の会員からは子の世代や孫の世代に移っているが、三世代に亘って継続して活動しコミュニティーの形成にも貢献している。