家庭、小学校と学童クラブ、また親と支援員の連携を重視し、玉名の地域に根ざす一人ひとりの個の育成と地域のコミュニティーやネットワークを構築したいとの思いで学童クラブの運営に取り組んでいる。

当学童クラブは、小学校低学年から高学年までの放課後の健全育成を主たる活動としている。ただ単に放課後の時間の預かり保育ではなく、現代の子どもたちに不足する人間関係の元になる力や他のものを思いやる気持ちの育みに力を入れて保育をしている。また、当学童クラブは恵まれた自然環境を有しており、体験を重視した「自然保育」を研究・実践し、心豊かで「生きる力の芽」を育てることを心がけている。

森の再生活動を行う中で、興味を持った子どもたちが進んで手伝いをするようになった。また、森を再生するにつれ、季節によっては多くの種類の昆虫の生息を直に見ることができ、子どもたちは飼育や観察を積極的にするようになった。

自然界との共存を難しいと感じている。森の整備を進める中で、苗植えをし、毎日水やり等をして大切に成長を見守っているが、野生の動物の夜間の出現で苗もろとも倒されたり、あたりを掘り返されたりしています。自然を守りながら自然を管理し再生させる事を今後の課題としています。

困りごとが出た時にアドバイスを受けることができたらと思います。