全国仲間たち

渡里湧水群を活かす会

『渡里湧水群を活かす会』は、水戸市北部の渡里台地縁辺部の環境整備活動を行っている団体です。2014年に地元住民等を中心に発足し、現在では一般会員82名、賛助会員22社に加え、茨城大学ボランティアチームにより活気ある活動を続けています。
 主な活動としては、「昔の姿を取り戻し、多くの人々の憩いの場となり、さらには地域づくりに繋げたい」を目標に、約5haの活動区域内の竹林や雑草で荒れ果てた緑地、遊歩道、水辺空間の保全活動(草・枯竹・ごみの処理)、親水池・遊歩道の整備を続けています。

団体の主な活動

・湧水箇所の保全作業(樋、集水施設の整備)
・枯竹の伐採、竹粉砕機によるチップ作業
・遊歩道部、緑地、河川堤防の除草作業
・ごみ拾い、枝葉等の清掃活動
・遊歩道の整備・管理
・ホタル生息地、親水池の整備・管理
・視察等研修(茨城県内、近県)
・歩く会、ホタル観賞会など、地域との交流
・環境フェスタなどでの広報活動
・ホームページによる情報発信、会報誌の発行(年2回程度)

活動で大事にしていること

 会員同士、持てる力を発し、生き生きと活動することを基本理念としています。
1.楽しく活動し、生きがい創出の場とする。
 互いに尊重し、持てる力(知恵、力、技、知識等)を出し合い、その力を結集し、楽しく活動し続ける。
2.手づくりを楽しみ、そしてそれを味わう。
 DIY精神で、現地発生材を工夫して使い、手作り感を楽しみ、味わう。
3.貴重な自然を取り戻し、守り、活用し続ける。
 この地ならではの貴重な自然を取り戻し、それを守り、活用し、多くの市民の憩いの場となるよう活動し続ける。

団体の特長

・活動初期の鬱蒼とした竹林、藪の切り開き、耕作放棄地を活用した池づくりは、昔の慣れ親しんできた場所を今一度取り戻そうとする情熱、そして童心に帰った活気あふれる活動でした。こうした活動が実を結び、第41回緑の都市賞では、内閣総理大臣賞という大変名誉ある賞を頂くことができました。
・70代、80代と会員の高齢化が進んでいますが、”湧水の会の活動が生きがい”と感じる会員も多く、地域コミュニティの活性化に結び付いています。また、活動に参加すれば、高齢者の方々から多くの学び(知恵、技、知識等)を得、エネルギーが感じられます。

今後の課題

会員の高齢化への対応
・活動の負担軽減として、作業の効率化、軽減化、材料の耐久化等を図ることが課題です。今まで、池の土留め材、遊歩道の舗装止めなどに伐採竹材の有効活用を図ってきましたが、今後は、資材の取換えの際に耐久性のある資材を購入し、作業の軽減、設置替えの頻度を低減する工夫などが必要と考えます。
・材料、機器等の購入に当たっては、安定した資金調達が課題であり、各種助成団体への応募等を検討していきたいと考えています。
・活動の主役は、親世代から子世代、孫世代へ確実に移行される必要があり、活動の意義、魅力などを地域住民、学校に発信し、参加意欲を掻き立てる工夫が必要と考えます。

 

『もりハグ!』サイトを通じて、他団体と情報交換したいこと

・活動を進める上での各種課題(財源確保、会員の確保、魅力ある活動等)は環境保全活動をしている仲間同士、課題・情報を共有し、互いに知恵を出し合うことにより、課題は克服できると考えます。
・持続的な活動とするためには、「もりハグ!」サイトを積極的に活用し、互いの活動の魅力や強みを知り、その情報をヒントに自らの活動に活かすことが必要と考えます。

団体情報

団体名渡里湧水群を活かす会
ジャンル・公共の緑の維持管理
・地域の環境改善・美化
・自然観察・環境教育
・地域のコミュニティづくり
・地域の生物多様性を守る
会員数一般会員82名、賛助会員(企業)22社、(茨城大学ボランティアチーム)
主な活動
スケジュール
第2日曜日、第4水曜日(活動時間は約2時間、その後交流会(30分程度)
活動場所茨城県水戸市渡里町3193番地先
最寄り駅常磐線 赤塚駅
会員募集等会員募集中(随時)
見学可能
電話番号0292265656
ホームページhttps://yuusui.watari.net/

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