全国の仲間たち
渡里湧水群を活かす会
主な活動としては、「昔の姿を取り戻し、多くの人々の憩いの場となり、さらには地域づくりに繋げたい」を目標に、約5haの活動区域内の竹林や雑草で荒れ果てた緑地、遊歩道、水辺空間の保全活動(草・枯竹・ごみの処理)、親水池・遊歩道の整備を続けています。
団体の主な活動
・湧水箇所の保全作業(樋、集水施設の整備)
・枯竹の伐採、竹粉砕機によるチップ作業
・遊歩道部、緑地、河川堤防の除草作業
・ごみ拾い、枝葉等の清掃活動
・遊歩道の整備・管理
・ホタル生息地、親水池の整備・管理
・視察等研修(茨城県内、近県)
・歩く会、ホタル観賞会など、地域との交流
・環境フェスタなどでの広報活動
・ホームページによる情報発信、会報誌の発行(年2回程度)
活動で大事にしていること
会員同士、持てる力を発し、生き生きと活動することを基本理念としています。
1.楽しく活動し、生きがい創出の場とする。
互いに尊重し、持てる力(知恵、力、技、知識等)を出し合い、その力を結集し、楽しく活動し続ける。
2.手づくりを楽しみ、そしてそれを味わう。
DIY精神で、現地発生材を工夫して使い、手作り感を楽しみ、味わう。
3.貴重な自然を取り戻し、守り、活用し続ける。
この地ならではの貴重な自然を取り戻し、それを守り、活用し、多くの市民の憩いの場となるよう活動し続ける。
団体の特長
・活動初期の鬱蒼とした竹林、藪の切り開き、耕作放棄地を活用した池づくりは、昔の慣れ親しんできた場所を今一度取り戻そうとする情熱、そして童心に帰った活気あふれる活動でした。こうした活動が実を結び、第41回緑の都市賞では、内閣総理大臣賞という大変名誉ある賞を頂くことができました。
・70代、80代と会員の高齢化が進んでいますが、”湧水の会の活動が生きがい”と感じる会員も多く、地域コミュニティの活性化に結び付いています。また、活動に参加すれば、高齢者の方々から多くの学び(知恵、技、知識等)を得、エネルギーが感じられます。
今後の課題
◇会員の高齢化への対応
・活動の負担軽減として、作業の効率化、軽減化、材料の耐久化等を図ることが課題です。今まで、池の土留め材、遊歩道の舗装止めなどに伐採竹材の有効活用を図ってきましたが、今後は、資材の取換えの際に耐久性のある資材を購入し、作業の軽減、設置替えの頻度を低減する工夫などが必要と考えます。
・材料、機器等の購入に当たっては、安定した資金調達が課題であり、各種助成団体への応募等を検討していきたいと考えています。
・活動の主役は、親世代から子世代、孫世代へ確実に移行される必要があり、活動の意義、魅力などを地域住民、学校に発信し、参加意欲を掻き立てる工夫が必要と考えます。
『もりハグ!』サイトを通じて、他団体と情報交換したいこと
・活動を進める上での各種課題(財源確保、会員の確保、魅力ある活動等)は環境保全活動をしている仲間同士、課題・情報を共有し、互いに知恵を出し合うことにより、課題は克服できると考えます。
・持続的な活動とするためには、「もりハグ!」サイトを積極的に活用し、互いの活動の魅力や強みを知り、その情報をヒントに自らの活動に活かすことが必要と考えます。
団体情報
団体名 | 渡里湧水群を活かす会 |
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ジャンル | ・公共の緑の維持管理 ・地域の環境改善・美化 ・自然観察・環境教育 ・地域のコミュニティづくり ・地域の生物多様性を守る |
会員数 | 一般会員82名、賛助会員(企業)22社、(茨城大学ボランティアチーム) |
主な活動 スケジュール | 第2日曜日、第4水曜日(活動時間は約2時間、その後交流会(30分程度) |
活動場所 | 茨城県水戸市渡里町3193番地先 |
最寄り駅 | 常磐線 赤塚駅 |
会員募集等 | 会員募集中(随時) 見学可能 |
電話番号 | 0292265656 |
ホームページ | https://yuusui.watari.net/ |
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