全国仲間たち

妙高里山保全クラブ

20年来ボランティァとして里山の整備に取り組んできた。正式に里山保全クラブとして組織されて16年、現在会員数は23名である。当初から機械機材、燃料費も自己負担で地道に鬱蒼とした里山雑木林を間伐し、下草の刈り払いを進めてきていた。市街地にもっとも近い小丸山新田丘陵に着目したのが6年前、道路より10m程高い幅100m、長さ1.5kmの細長い丘陵だが、荒廃しゴミ捨て場と化していたものを何とか我々の手で里山モデル林に甦らそうと取組始めた。

団体の主な活動

1.整備活動は古木や間伐、低木の伐採、つる性植物の除去、下草の刈り      払いで風通しの良い森に甦らせる作業 2.園児らと協力してシイタケ栽培 3.貴重な植物の保護とカタクリの移植作業 4.園児らの森での活動支援 5.伐採でできた日当たり地への有用木の植栽 

活動で大事にしていること

常に里山整備の意味を互いに学習し合い、意識の高揚に努めること、伐採木を可能な範囲で有効活用すること、参加者一人一人が里山の自然について理解や学習を深めること。

団体の特長

小丸山新田丘陵は5年間の整備の甲斐あって、風通しの良い清々しい森に再生された。森内には園児らのための森の遊具、シイタケ栽培の他、コゴミやタケノコ、クリの収穫もできる場所があり、市内の保育園が再三活動の場として利用している。整備によってゴミの投棄は皆無となり、正に里山のモデル林として自慢できるまでに美しい森になった。

今後の課題

 花王の支援が得られてから、会員の参加意欲も向上した。高齢化に伴って会を離れる人もいるが、若手が参画し会員数は安定している。されど、支援がなくなることで全てが自費での取組となるため、組織の弱体化が懸念される。森は1回整備すれば完成とはならず、それを持続的に維持管理する必要があるだけに、いかに持続可能な活動として継続していくかが課題となる。

『もりハグ!』サイトを通じて、他団体と情報交換したいこと

森の整備で出る間伐材等を有効活用し、その収益を再び整備に当てる循環型の整備活動に成功している団体の情報を得たい。

団体情報

団体名妙高里山保全クラブ
ジャンル・地域の環境改善・美化
・自然観察・環境教育
・子どもの遊び場づくり
・地域の生物多様性を守る
・植林・間伐など林業ボランティア
会員数23人
主な活動
スケジュール
第1・第3土曜日の午前中3時間
活動場所新潟県妙高市小丸山新田166 小丸山新田丘陵
最寄り駅妙高駅
会員募集等会員募集中(随時)
見学可能
まずはお問い合わせください
電話番号0255-72-3658
携帯電話番号090-1106-5518

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