全国の仲間たち
常磐大学松原哲哉ゼミナール
団体の主な活動
・水戸のシンボル、偕楽園公園の一画を占める身近な「常磐の森」の繁茂した樹木の間伐や下草苅り、流れの滞っていた小川の浚渫等、森の基本的な保全整備活動、および植樹による森の育成と森に生息する生き物の多様性の推進。
・森内に生息するザゼンソウ、スナヤツメ、ホトケドジョウ等、絶滅の危惧に瀕した動植物の保護、および近隣で個体数の激減したゲンジボタルの自生サイクルを復活。
・同じ公園内で同種の活動を行なっている三つの団体と、ホタルネットワークmitoを結成。連携協力して、各団体の拠点で保全活動や生き物観察会を実施。
・これらの実践活動を元に、各種の環境関連のコンペや展示会へ積極的に出場、参加。SNSと併せて、情報発信を行った。
活動で大事にしていること
学生達の主体性と地域連携。
団体の特長
大学教育の中で環境活動を行なった当団体は、以下の二点を学んだ。先ずは、ネットワークの重要性について。同じ偕楽園公園内で活動する3つの環境団体と連携し、成立した「ホタルネットワークmito」を通じて、ゼミ生たちが、地域での環境活動を一層積極的に展開し、さらには様々な環境コンペや環境展に参加する機会を得た。又、大雨による地滑りで、活動地域内の小川が多量の土砂により堰き止めら、再生させたホタルの幼虫の生息が危ぶまれた時、ネットワークのメンバーたちが、正月の寒さの中、わざわざ迂回路の掘削作業に駆けつけてくれたのも忘れ難い思い出である。
次に、身近な地域の環境活動の重要性について。ゼミで取り組んだ一連の環境実践の中で、学生たちの果たした重要な役割と彼らの目覚しい成長を目の当たりにし、改めて、地域環境を変えるキーパソンが若者に他ならないことや、身近な環境活動がその実践の場として極めて大きな可能性を持つことを痛感した。教育機関は言うまでもなく、学生たちも、もっとこの事実に目を向け、より積極的に地域と関わっていく必要があろう。
今後の課題
2022年の3月末に指導教員が定年退官するので、ゼミの開講ができず、2021年度は、ゼミ単位での活動はできなかった。従って、森の保全やネットワークによる地域連携を含め、今後の活動の継続性が大きな課題となる。
『もりハグ!』サイトを通じて、他団体と情報交換したいこと
交流や連携の可能性
団体情報
団体名 | 常磐大学松原哲哉ゼミナール |
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ジャンル | ・公共の緑の維持管理 ・地域の環境改善・美化 ・自然観察・環境教育 ・子どもの遊び場づくり ・地域のコミュニティづくり ・地域の生物多様性を守る |
会員数 | 年度により異なるが、10名前後。 |
主な活動 スケジュール | これまでは、隔週の金曜日の午後、および月一回の土曜もしくは日曜の午前中だったが、今後は未定。 |
活動場所 | 茨城県水戸市見和1丁目430番地の1 |
最寄り駅 | JR常磐線水戸駅 |
会員募集等 | まずはお問い合わせください |
電話番号 | 029-202-2354 |
携帯電話番号 | 080-6125-9234 |
ホームページ | https://www.tokiwa.ac.jp/~matsu/ |
SNS | |
備考・注意事項団体の指導教員が定年退官で、活動の主体が、2022年度から大学の付属幼稚園に移行する予定。本活動に興味を持たれた方は、下記のところへご連絡ください。 |
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